onda v820wのroot化とxposed化
中華タブで出張時にタオバオでポチったAndroid4.4.4とWin10のデュアルブートOSタブレットのv820wですが、結局、Androidで使うことばかり・・
ということで、すこしでも快適?に使うために、今回のお題として、
「v820w(Baytrail)のAndroid4.2.2へxposedを導入する」
です。
備忘録にした経緯
Amazon Fire 5th genをAOSP化して、xposedを導入してた時に、「あーx86なのがある」ってことに気づいて、そんぢゃぁ、v820wも・・・と思ったんですが、x86アーキテクチャなxposed-frameworkって、5.0以降ぢゃん!
あいにく、v820wはAndroid4.4.4という・・・
でも、XinternalSDとか、Greenifyやらやら便利だしーということで、こちらにある xposed installer(de.robv.android.xposed.installer_v33_36570c.apk)で、Android4.x用をダウンロードして、インストールして、インストーラーからframeworkを入れてリブートしたらブートループに陥ってしまいました。 というわけで、v820wのAndroidをクリーンインストールするついでに、xposed化までの流れを、たぶん二度とやりたいと思わない=絶対に忘れるので、備忘録しておきます。
リカバリインストール
リカバリインストールはondaのリカバリファイル(V820W 双系统 android固件V5版本-20150702.rar)内に書いてある通り(【必看】刷机教程_For_Android.docというドキュメント)。
中身は中国語の文章ですが、特にはまらずにリカバリインストールできました。
こんな感じのドキュメントです。
– リカバリはじめる前には、この文章を良く読んでおいてね。
– リカバリしちゃうと、保存されてるデータは綺麗さっぱりなくなるから、バックアップしておいてね。
– バッテリーは60%以上充電しておけよ、途中で電池なくなったらリカバリ失敗すっからな。
とか、まぁ、当たり前のことが注意書きされてます。
簡単なリカバリの流れとしては、アーカイブファイルにバンドルされている、
・iSocUSB-Driver-Setup-1.2.0.exe
・IntelAndroidDrvSetup1.5.0.exe
・ManufacturingFlashTool_Setup_6.0.43.exe
をWindowsにインストールして、ManufacturingFlashToolがインストールされたディレクトリに、アーカイブファイルの「CUSTOM_CONFIG.INI」をコピーして、ManufacturingFlashToolを起動。
起動したら、「FILE -> Settings」を選ぶ
General propertiesのタブを指定して、
SoCデバイスを「VIDを8087」「PIDを0A65」に変更
Androidデバイスを「VIDを8087」「PIDを09EF」に変更
「Apply」したのちに、「File -> Open」で、「FLASH_KeepWinPartitions.xml」を指定するだけです。
あとは、v820wを「電源ボタン と ボリュームdown」を同時押しして、
Entering DnX mode.
Waiting for fastboot
と表示された状態で、PCとv820wをUSBで繋げば、リカバリファイルが転送されはじめて、完了です。
要確認と面倒くさい点は、v820wのハードウェアのバージョン確認(手持ちはV5)、ダウンロードは、百度网盘からのみという・・・。
あと、Windowsが必要なことくらいです。
V820wのroot化
adb rootできるので、簡単です。
というわけで、SuperSUをインストールスクリプトをつかって、一発インストールします。
[sdm_download id=”267″ fancy=”1″]
[text]
$ ./v802w_root.sh
* daemon not running. starting it now on port 5037 *
* daemon started successfully *
restarting adbd as root
uid=0(root) gid=0(root) context=u:r:shell:s0
if can not get uid=0(root) gid=0(root) context=u:r:shell:s0
Stop this scripts.
Now Clean up for root.
take a root files.
push: root/system/app/install-recovery.sh -> /data/local/tmp/system/app/install-recovery.sh
push: root/system/app/Superuser.apk -> /data/local/tmp/system/app/Superuser.apk
push: root/system/app/99SuperSUDaemon -> /data/local/tmp/system/app/99SuperSUDaemon
push: root/system/xbin/su -> /data/local/tmp/system/xbin/su
push: root/system/xbin/busybox -> /data/local/tmp/system/xbin/busybox
5 files pushed. 0 files skipped.
3129 KB/s (3454697 bytes in 1.077s)
copying files.
make permissions.
Now Finish the process.
[/text]
あとはいつも通りにランチャーにSuperSUが出てら、クリックして確認。
更新があれば更新します。
これで、root化は完了。
V820wのXposed化
今度は、Xposed化を行います。
準備するもの
xposedインストーラ(Android4.x系)
de.robv.android.xposed.installer_v33_36570c.apk
(参照: http://repo.xposed.info/module/de.robv.android.xposed.installer )
いつものadbとかの環境があるMac
です。
xposedインストーラをダウンロードしてインストールします。
この時点では、「最新版のXposedが動作していません。フレームワークをインストールして再起動しましたか?」と表示されていますので、ここで、フレームワークのインストールにすすまずに、V820wとMacをUSBで接続して、下記のコマンドを入力します。
[text]
$ adb devices
List of devices attached
Baytrail08939A56 device
$ adb shell
$ su
# echo 0x98 > /data/data/de.robv.android.xposed.installer/conf/jit_reset_offset
# chmod 664 /data/data/de.robv.android.xposed.installer/conf/jit_reset_offset
# reboot
[/text]
タブレットが起動したら、xposed installerを起動して、あとは、通常のxposed frameworkを導入して、完了となります。
無事にxposed-frameworkも入って、よく使うモジュールも入りました。
中国で使うタブだったりすので、
- QQ紅包 QQのお年玉
- 微信紅包 Wechatのお年玉
- 哔哩浄化 中国国内で日本関連動画でお役立ちだったりする、ビリビリ動画(B站)アプリの広告対策
とかも入れてあります。