PCM2906を使った簡易USB-ADCの製作〜仮組み製作と簡易計測

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ブツが金曜日に届いてくれたので、土日の2日間を使って、だらだら、仮組み。

 

端切のユニバーサル基盤に、as it isで部品を配置で半田付け。あとで考えたら、もっと大きめの端切にしておけばよかった。

仮組みが終わって、PCM2906のDAC出力を、そのまま、PCM2906のADC入力へ。

 

ノイズレベル

 

USBバスパワー給電。全体で-70dB。

VAIOの音声入力に比べると、-20dB以上の改善。

4KHzあたりにピークでてるのが気になるけど、-90dB以下なので、気にしなくてもいいかなぁ。

これを追い込むほどの手間と物量?を考えると、最終シャーシに入れるときに、GNDの落とし所を探る程度にしておくべきかも。

こういったピークの深追いは泥沼の入り口だったりする予感(笑)

f特

 

VAIOに比べれば、どうにか「使ってみるかな」レベル。低域の改善は言わずもがな。

まぁ、ユニバーサル基盤に組んだだけで、これだけの特性出るってことは、PCM2906は、使いやすい石なのかも。

THD(-3dB/1KHz)

 

0.0065%前後。

VAIOより若干よくなった。

高調波は、ADCの特性なのか、DACの特性なのかは、「?」。DACを変えて評価すべきところだけれど、時間がないので、次回に持ち越し。

ちなみに、お題にあったコストについては、

今回、新規に購入した部品

PCM2906B 1個 ¥1200円
S-812C33AY-B-G CMOS三端子レギュレータ 3.3V 50mA(実は可変レギュレータ) 8個入 ¥100円
10uF/25Vタンタル 10個 ¥100円
0.47uF/チップタンタル 100個 ¥100円
基盤取付USB(Bタイプ) 1個 ¥50円
SSOP28ピンDIP変換基盤 1個 ¥70円

小計 1620円(税別)

その他の部品は、手持ち部品から。
というわけで、実質、2、3千円くらいで済みそう。

makoti