ADC 電子工作

PCM2906を使った簡易USB-ADCの製作〜VAIOの音声入力をちょっとは良くしたい

投稿日:2014年12月8日 更新日:

知人のオフィスでのクリスマス&忘年会プレゼントにと思って作ろうとしているアンプを作る前に、人様が日常的に使うのなら、すこしは計測をマシにしてから贈ってあげないと!というわけで、最近始めたオーディオ趣味で、簡易計測に使ってみたVAIOの音声入力をwavespectraで計測(前に作ったヘッドフォンバッファを簡易計測する前にやっとけというツッコミもあるが・・・)

計測対象:VAIO VGN-FE
計測条件:VAIOの音声出力を、そのまま、VAIOの音声入力に入れるだけ

これでwavespectraにかけて実測

・ミュート時

VAIOミュート時のFFT

音声出力をミュートにしてみた結果、約-48dBくらいのノイズレベル。スペアナには出ていないけど、数ヘルツくらいで、揺れてるいる模様。これ、入力段から電流とか漏れてない?

・f特

VAIOのf特

ヘッドフォンバッファをみたときに、100Hzあたりから落ちまくりだったので、やっぱり。入力段のカップリングコンデンサの値が低いためか?。

・THD

 

1KHz/-3dB/Hanning窓で計測。さすがはソニー。ビジネス向けノートPCなのに、まずまずの値だと思う。

というわけで、「VAIOだけ簡易計測」という意味では、f特がどうにもいただけない。手立てとしては、

案1:VAIOに手を入れる
・VAIOの音声入力のカップリングコンデンサを大きめのものに変更
・音声入力段のオペアンプ等の高インピーダンス(FET入力等)に変更
まぁ、そもそも、こんな用途に使うことを想定して作られていないわけで、むちゃぶりなわけで。それに、完成されたものなので、下手に手をいれることは避けたい。

案2:真面目な計測機を揃える
・最近のDSOが諭吉5枚くらい!?、自分のクリスマスプレゼントにどうよ?と思う反面、妻子持ちの身の上としては、簡単に家庭内稟議が承認されず・・。10年以上前のL社アナログ2現象とか手持ちはあるが、重いし、校正もなにもとんとご無沙汰。電源入れる事もほとんどしない。自宅で趣味の開発はじめると、計測機の限界があるので仕事先に持ち込んで計測?なんてことは、コンプライアンス的にNGだし。あー、スペアナとロジアナとDSOが欲しい(愚痴)。

案3:真面目にADCを作る
・やっぱり、基本に忠実に・・と思ったけど、これは、来年の課題としよう。

案4:USBサウンドユニットを購入
-ノートPC利用なので、既製品PCI等のPC用サウンドカードは、NG。
USBものを購入するのが手軽と思いつつ、
・D/A出力(音声出力)
・A/D入力(音声入力)
・SPDIF IN
・SPDIF OUT
の要件を満たすものって、あまりないのね・・・
お値段みると、1諭吉程度だと、サンブラ一択かなぁと思いつつ、スペックをそのまま信じていいやら悪いやら。買って計測して手を入れることになるなら、いっそ、作った方がいいのかも。

案5:自作
案4のものを自作しようと思ったら、どないなチップが手頃かなぁ?ということで、USB-ADC-DAC-SPDIF-IN/OUTなことができるチップに、PCM2906等があるみたい。

というわけで、

お題

PCM2906もしくは、同等品を使って、USBインタフェースで接続する

・A/D入力
・D/A出力
・S/PDIF 入力
・S/PDIF 出力
・USBバスパワー対応(外部5V単電源も可)
・Windows/MacOS両方でUSB Audio Codec等で認識すること。
絶対に一諭吉以上のコストをかけないこと(ねがわくば、3漱石から一稲造以内のこと)。

を、可及的速やかに作ること。

と決まれば、早速、部品手配〜

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